2017年10月7日土曜日

2017年 模擬授業第1回

2017年の模擬授業

みなさんで英語授業を考える授業が始まりました。

授業づくりの基本を踏まえて、大胆に工夫して、失敗してください。その試みから英語授業を考えましょう。

授業   観察

①     ⑤
②     ⑥
③     ①
④     ②
⑤     ③
⑥     ④

役割としては、観察が大切です。


1 模擬授業1

Hさんの授業でした。最初でしたが、熱心によく準備して取り組んだ授業をしてくれたので、皆さんが授業を考えるのにとてもよい機会となりました。授業後の振り返りも今回はたっぷりと時間が取れたので、いろいろな意見が出て、私も大変勉強になりました。本来は、この「振り返り(省察)(reflection)」がこの模擬授業の目的です。その意味でとても有意義でした。が、次回からはそういう時間が取れません。各自の振り返りに任せます。

振り返りの際、指導案や教材などの細かい指摘から、指導の意図、授業の流れ、指示、授業のアイディアなどなど、様々な意見が出ました。教育実習をこれからする人は、指導案の書き方は気をつけたほうがよいでしょう。間違いなどはけっこう指摘されます。特に英語などの間違いは、誰かに必ずチェックしてもらうとよいと思います。細かいことに気づいてくれる人を友達にしておくとよいですね。

Hさんの指導案については、私から一つだけ。単元の目標と本時の目標は再度検討してください。逆になっているようです。指導単元が「分詞構文」となっていますが、教科書の教材の英文を見ると、大きな目標は、英文の内容理解です。reading comprehensionに焦点を置くべき教材です。この教科書を作成している先生は、私もよく知っている人ですが、reading skillsの育成を目的として、この教材を作っています。Pre-reading, while-reading, Post-readingなどreadingの過程を考慮して、textの内容(意味)を理解することを意図しています。つまり、reading skillsの育成です。その点を再度検討してください。

Hさんは、文法を教えたいと意図があったと思います。それはそれでよいので、それについては問題ありません。Hさんの思考や英語に対する姿勢がよく出ていて、とても面白かったです。多分、この模擬授業の趣旨(笹島の指示)に沿って考えた結果だと思います。Hさんはおそらく違う授業をしたかったのでしょう。ちょっと迷いがありました。授業の流れにそれが出ていました。しかし、そのような迷いは重要です。自分の思いと、規定と現実は違うことが多々あります。それでも、実際に教える際は、教師の情熱ほど大切なことはありません。その点が、Hさんの授業にはよく現れていました。これって大切です。情熱ほど重要なことはありません。

教師は、あるいは、人は、何かを決定するにあたり、意思決定をします。今回は、「分詞構文」を教えるという意思決定でした。それが授業の全体の構成を決めました。しかし、reading skillsの育成であれば、おそらく変わったでしょう。そのように、教師の意思決定はとても重要です。その意味で、何かを決めて、実施して、結果を評価して、さらに省察して、次の授業に生かす、というプロセスが、さらに重要です。そのプロセスを理解することが、この授業の目的です。

Hさんが教師になるかどうかはわかりませんが、ぜひ自己探求を今後も続けていってほしいと思いました。物事に対してしっかりと考えている姿勢はとてもよいです。授業については、今回の授業をじっくり省察して、多くの意見を聞いて、また発展してださい。

今年も面白い授業が見られるので楽しみです。みなさんよろしく。

誤字脱字など、乱筆乱文はご容赦ください。笹島のメモです。