2011年10月27日木曜日

模擬授業の実施にあたって


11月より模擬授業を実施します。

模擬授業(Microteaching)の実施要領
授業者と観察者は次の点に留意してください。

授業者


時間:20分
授業場面:クラスの人を生徒として授業を実践する。

授業をするにあたって:
1指導案をクラス分用意する(目標と活動が分かるように)
2教材(教科書他)をクラス分用意する
3授業に使用する教具は自分で準備しておく
4指導は基本的に英語をメインとする
5指導中は基本的にメモ等は見ない
6時間は厳守する
7始めたら途中でやめずに最後まで授業をする

観察者


観察者の人は、授業実施後、次の様式で報告してください。1週間後に提出。

授業観察報告(Classroom Observation Report)様式

1日時 
2観察者氏名
3授業者氏名
4授業準備(指導案、プリント、教材など)
5指導案(分かりやすく書かれているか?目標は明確か?など)
6指導の手順(指導案が生かされているか?展開は適切か?生徒の反応は?など)
7指導の内容(導入は適切か?分かりやすいか?意味のある活動か?説明は?など)
8指導言語(英語を適切に使っているか?日本語の使い方は適切か?など)
9時間配分(効果的に時間を使っているか?)
10全体的な指導の雰囲気(生徒とのやりとりなど)
11その他気づいたこと

以上。質問は遠慮なく。

2011年10月19日水曜日

授業をする前に

10月20日考えたこと

みなさんが話したことをまとめました。議論には参加できませんでしたが、まとめのシートを読むことでなんとなくよい議論をしたのではないかと思います。以下にまとめました。さいごに、私の考えたことは書いておきます。

Q1 学ぶことと教えることはどこがどう違うか?

  • 学ぶのは、自主的自分がする。教えるのは、学んだことを還元する、相手がある。
  • 分かっているつもりでも、人に説明するのはむずかしい。
  • 学ぶのは自分、無意識的、受動的、教えるのは、他を考える、意識的、能動的。
  • 学ぶのは自分のため、教えるのは相手のため。
  • 個人差があり、自分が学んだように教えたらいいいとは限らない。
  • 学ぶのは何となくわかっていればよい、意欲が必要、身につけること、教えるのは、原理や理屈が必要、相手がいる、知識だけあっても教えられない。生徒から考えれば、教えられただけでは、定着しない。

Q2 英語を学ぶとはどういうことか?

  • 英語を学ぶとは、文化を学ぶ。
  • 読み書きや文法を学ぶことは、論理的思考力がつく。
  • 意思疎通ができる。
  • 言語として学ぶ+文化背景を知る。
  • 終わりがない。
  • 同じように教えられても何を学ぶかは人によって違う。
  • 目的によって学び方が違う。
  • コミュニケーション力の向上。
  • 情報を得る。異文化理解につながる。
  • 何らかの手段になる。

Q3 英語を教えるとはどういうことをするのか?

  • 英語を好きになってもらう。
  • 4技能
  • 教える人によって変わる。
  • 将来のために英語は必要。英語に触れさせたり、種をまく。
  • 文化背景。
  • 話せる。
  • 文法。
  • 英語と文化


※笹島が考えたこと

Q1 学ぶのと教えるのは相当に違うと思いますので、そんなことをときどき考えることが大切だと思っています。が、次のことばが基本だと私は思っています。

「してみせて、言ってきかせて、させてみよ」
「やってみせ、言ってきかせて、させてみて、 誉めてやらねば人は動かじ」


しかし、これも人によって受け取り方が変わるので、私の受け取り方は、英語で言うと、

'Learn to learn'

をどうやって学習者に身に付くようにするかが、「教えること」と思います。

Q2 「英語を学ぶ」ということは、「学習」ではなく「使えるようになる」と考えています。私は英語学習は嫌いです。英語学習するくらいなら、他のことをします。

Q3 「英語を教える」ということは、生徒が「分かった」「できた」というときが一番喜びを感じるときです。そのために、あれやこれやと可能なかぎり英語をうまく使える環境を作って提供することが大切だと考えています。

いずれにしても、そう簡単に答えが出る問題ではありませんが、考えることが大切だと考えています。


2011年10月13日木曜日

模擬授業の詳細

模擬授業の詳細

やり方:

1 教科書(中学校か高校)を用意してください。
2 教材研究をしてください。
3 グループ(3人)を作ってください。そのグループで授業準備と授業をしてください。
4 教科書のある部分を使って20分間授業をしてください。
5 授業のおおまかな流れは下記のとおりです。が、みなさんの創意工夫を期待します。

1)Warm up Greetings
2) Review
3) Introduction of new materials
    new words and phrases
    key sentences
    grammar points
    practice
4) Reading comprehension
5) Activities
6) Consolidation (wrap up)

※授業の際は、授業するページのコピー、授業案、ワークシートなどを全員に渡るように用意してください。また、教具は各自でお願いします。
※20分という時間は守ってください。早くやめても伸ばしてもダメです。そのために授業案は1時間(50分)として作成してください。授業案の書式は自由です。

6 授業後話し合い(ちょっと)

模擬授業の実施日程(予定)

11月10日 模擬授業
11月17日 模擬授業
11月24日 模擬授業
12月 1日 模擬授業
12月 8日 模擬授業
12月15日 模擬授業
12月22日 模擬授業

1月5日  全体でのふりかえりの会1
1月12日 全体でのふりかえりの会2
1月19日 まとめ レポート提出

※授業の最後のレポート提出(A4 10枚以上)
テーマ:模擬授業を通して考えたこと:どのような授業をしたいか?

2011年10月12日水曜日

はじめに

このブログは、笹島茂が授業のメモの代わりに利用しています。授業に出ている人はときどき参照してください。

ブログアドレス:http://sasaeltjapan.blogspot.com/

活動したこと、教材、課題など

を掲載しておきます。

10月6日は、顔合わせのような内容ですが、提示した中学校1年生の英語の授業をどう教えるかについて考えてもらいました。

実際の授業は、さまざまな制約の中で実施されるし、日々の学習の積み重ねを重視しなければいけません。が、「どう教えるか」というみなさんの発想はとても大切だと思いました。

そこで、特におもしろかったことは、教材内容を重視していることでした。英語を通して何かメッセージを子供に伝えるということだと思います。言い換えれば、教育ということでしょう。

しかし、英語を教えるということは、「英語によるコミュニケーション能力を図る」ことが大きな目標です。学習指導要領(中学校)の記述によれば、「外国語を通じて,言語や文化に対する理解を深め,積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り,聞くこと,話すこと,読むこと,書くことなどのコミュニケーション能力の基礎を養う」となっています。英語の授業では、どこまで内容を扱い、どのような知識や技能を指導すればよいのかが、教師の力量にかかっていると思います。

次回は、その点を踏まえて、自分自身の英語学習ということをふりかえってみましょう。
1言語(英語や日本語)について
2言語学習履歴
3なぜ英語教師を目指すのか?
4英語の知識に関して
5英語の技能に関して
6英語授業の印象
7その他

これから考えること:
言語学習理論と実践
授業の構成
教材研究
実際の授業テクニック
など