2011年12月7日水曜日

模擬授業4回目を終えて

模擬授業は、英語ではなんて言いますか?Mock Teaching? Micro Teaching, Lesson Study? ... 定義はさておき、みなさんがどう考えてこの機会を利用しているかが大事だと思っています。

さて、私は今日も勉強になりました。「どうしてこの人はこのような授業のやり方をするのか?」ということが、私の一つの興味です。その点から実に勉強になります。

KD先生の授業
KD先生の英語はきれいでしたね。たぶん生徒のよい手本になるのではないでしょうか?その武器を使わないのはもったいないと感じました。イントネーションを扱ったのはよい視点です。この場合は説明よりも「見せる」「示す」ことでしょう。感情を込めるとなると、それなりに演技力が必要です。自分が得意でない場合は、ビデオなどを使うよいでしょうね。生徒はきっとおもしろがって上手にできます。生徒で上手な子がいたら、ほめて、やらせるとさらに効果的です。全体的にもっとていねいに教えることを心がけることが大切と思いました。生徒は自分が思うほどできません。一度「できない」と思ったら、生徒は意欲を失います。意欲を失うと授業はうまくいきません。KD先生は笑顔もいいし、声もきれいだから、自分の個性を生かした授業をしてほしいと思いました。

H先生の授業
題材として選んだ教科書がどのような教科書か判断がつきませんでした。ふつうのLessonでテキストがある場所を選ぶほうが練習にはなったと思います。授業のアイディアは一杯持ってます。あとはそれをどう展開するかでしょうか。H先生だけではありませんが、ちょっと気になったのは、みなさん、文法を教えようとしているように感じました。別に文法を教える必要はないので誤解しないでください。「英語によるコミュニケーション能力の基礎を養う」が目標です。さて、H先生の授業ですが、KD先生と同様にきれいな発音をして声がいいです。生かしてください。タスクのMy Favorite Bookはおもしろいと思います。やり方を考えるともっとおもしろくなります。できればもう一つ用意したドラえもんをやって欲しかったですね。きれいな発音で英語をもっと使うことが、生徒にとってはすごい動機づけになります。

KB先生の授業
KB先生はこの模擬授業にあたり自分で課題をもって取り組みました。忙しい時間を有効に使おうとする姿勢は見倣わなくてはいけません。授業は来年から展開される新学習指導要領に準拠する内容です。来年から中学校のカリキュラムが大きく変わります。小学校の外国語活動を受けてそうなるわけですが、実態がどうなるかはふたを開けてみなければ分かりません。楽しみです。さて、KB先生は、さすがに現職で教えているので、要領がいいし、テンポがいいです。「教えることは経験がすべてだ」などと言われますが、まさにそれを実感しました。かならず場面を設定し、考えさせて、練習をし、ポイントを明確に示し、指示が的確でした。ちょっと早口かなと思いましたが、慣れれば心地好いと思います。資料で配布された「生徒の授業ノート」は貴重です。ぜひ他の人もよく見ていただきたいですね。しかし、人のまねをしてはいけないと思います。授業はクリエイブであるほうがよいです。自分の個性を生かして、かつ、生徒にとって効果的な学習の場を提供するためにはどうしたらよいのかを、自分で探すことに、教えることのおもしろさがあると思います。

本日も実に多くのことを勉強しました。しかし、ちょっとチャレンジ精神に欠けていることが残念です。また、「英語で授業をする」ことは一つの課題ですので、追求してほしいと思います。文法については、大学生が思っているほど説明はあまり必要ありません。大切な点は、英語がどう使われていて、どう使うかです。CLILの理念を思い出してください。ことばの構成だけを分析しても答えは見つかりません。教師としてそれを理解しておくとは大切ですが、それは教えることでは必ずしもありません。

模擬授業を通して、みなさんがどう成長するかは、みなさん次第です。私は期待しています。

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